プロジェクトの基本情報
- プロジェクト:映像素材の管理・供給業務に使用するWebシステムの開発
- 背景: Visual Basicで作成された既存システムがあったがシステム環境が古く障害発生などが予想されていたのでWebシステムに移行する必要があった。機能は既存システムと同じものがWebで実現できればよかった。ユーザーは管理者のみである。
- 期間:2019年7月~8月(契約期間2ヶ月)
- チーム人数:2人
- 使用技術・環境
- 言語:HTML, CSS, JavaScript, PHP, SQL
- Webサーバー:Apache
- DB:MySQL
- その他
- jQuery
- 業務内容・担当作業
- フロントエンドからバックエンドまでの開発を担当
- 担当機能
- ログイン
- マスターデータ管理(ユーザー、配給先など)
- 映像素材情報の登録・編集・削除
- 納品依頼情報の表示・編集
- 転用情報登録・編集
- DB操作履歴の登録
振り返り
開発は主に1人で行う状況だったため作業の分担はなく、HTML、CSS、JSでの画面作成からPHP、SQLでのバックエンド処理の実装まで行いました。常駐先のSEの方が要件定義と画面設計を行った資料を参考に実装を進めました。仕様や機能は既存システムと同じにするのが目標だったので、既存システムのSQLを参照し、PHPで同様の処理の実装を行いました。
一度、システムのユーザーとなる企業の方との打ち合わせに同席させていただき、お客様の業務の現場や業務内容を見せていただく機会がありました。業務システム開発は初めての経験でしたが、まずはシステムがどのような業務を行うためにあるのかを理解することの重要性を学ぶことができました。
今後の課題
業務フローとデータベース、業務処理のプログラムを対応づけて理解することに苦戦しました。そのため、データベースの設計知識を身につけること、他の業務システムの開発プロジェクトに携わり経験を積んでいくことが課題です。
フロントエンドもバックエンドも設計知識が不足しており、それが工数の増加と作業効率の悪さにつながっていると感じました。そのため、基本的な設計知識を今後身に着けることが課題です。
フロントエンドもバックエンドも実装に時間がかかってしまう状況でした。どちらも浅くわかるがどちらも得意とはいえない状況が原因です。そのため、学習領域を絞り得意な領域を持てるようにすることが課題です。
プロジェクトに関連する知識の補足
Visual Basic(VB)とは?
既存システムはVisual Basic 5.0で作成されていました。Visual Basicはマイクロソフトが開発したBasicを基にしたプログラム言語です。Visual Basicは1991年に初版が出ました。GUIでフォームなどのUIパーツを扱うことができ、イベントと処理の記述を行って、高速でアプリケーションを開発することができることが特徴です。プログラム初心者でもわかりやすいと言われていますがビジネス利用も多くされました。 後継にVB.NETがあります。似た言葉のVBAはVisual Basic for Appricationの略で、Excelなどのアプリケーションのマクロ機能を記述するためのプログラム言語です。
映像素材の管理・供給業務とは?
映画配給会社などが行う業務です。映像コンテンツの権利者から映像の使用権を仕入れて、映像を配信・放映する会社(映画館、テレビ局など)などに供給を行います。映像の使用権を買ったら配給会社の手元には原本の映像素材(フィルム)が得られます。これに字幕をつけるなど必要な編集をして、複製したりして、各配給先に提供します。映像素材の納品依頼がきたらその映像素材を依頼者に納品します。依頼者は使用が終わったら配給事業者に返却します。この映像素材の管理業務のために、素材管理機能、納品依頼管理機能などを備えたシステムが必要でした。