「テクノ封建制」に抵抗するには?

ヤニス•バルファキスの「テクノ封建制」で語られているテック企業による個人の情報生産物の収奪の問題にどう答えるべきか。

自分の情報生産物は自分の所有する資産としてストックできるように個人のWebサイトで管理する。私はこれがひとつの答えだと思う。しかし完全に独立したサイトだけにコンテンツをストックしていくのはとても難しい。それでも理想的な順番はまず個人のサイトにコンテンツを公開し、それを既存サービス上で公開する、という流れだろうと思う。

加えて著作権についてはクリエイティブ•コモンズによって提示されているような考え方を使って、基本はパブリックにしつつ、必要なら段階的に権利を制限する。そういう使い方がいいのではないかと思う。

インターネットはまったく自由や平等の空間を生み出さず、プラットフォームによる独占と支配の空間になっている。特にXは地代=レントを払わせようとするようになった。ユーザーは得するデータ生産者と損するデータ消費者に分かれるようになった。デジタル世界も社会である以上、社会的階級と地位獲得競争と資源の取り合いがある。

オンライン空間に、ただ非人間的な事物がある、動いている、人間の言語的、社会的コミュニケーションの文脈から外れたモノがある、そんなビジョンをもつ。そのような空間を生み出すにはどうすればいいだろうか。